紙垂
Shide (Paper Streamers) (しで)
注連縄や祓串に付ける、ジグザグに折った白い紙
紙垂は、白い紙(まれに布)を独特のジグザグ模様に折ったもので、神道の様々な場面で用いられる。注連縄に吊るされるほか、玉串(たまぐし)や祓串(はらえぐし)にも付けられる。
折り方には伝統的な作法があり、折り数や方向は神社や流派によって異なる場合がある。白は清浄を象徴し、注連縄から風に揺れる紙垂は、その空間の聖性を視覚的に強調する。紙垂のひらひらと揺れる姿は古代の雨乞いや雷を表す呪術に由来するという説もある。
天照大御神の岩戸隠れの神話では、紙垂は大御神を外に誘い出すために用いられた品々の一つとして登場する。実務的には紙垂は頻繁に新調され、その真新しい白さが清浄と新生を表す。