Sakaki (Sacred Evergreen Tree) (さかき)

神道で神聖視される常緑樹。祭祀や供え物に用いる

榊(さかき、学名 Cleyera japonica)は、日本原産の常緑広葉樹で、神道において深い意味を持つ。名前は「境木」(さかいき)に由来するとされ、人の世と神の世の境を示す木とされる。

神話では天岩戸伝説に登場し、天照大神が岩戸に隠れた際、他の神々が榊に鏡・勾玉・布を飾って誘い出したとされる。これが榊を祭祀に用いる由来となっている。

正式な祭祀では、紙垂(しで)を付けた榊の枝を「玉串」として神前に奉奠する。また、神棚や祭壇に生花として常時供えられる。榊が自生する西日本では容易に入手できるが、寒冷地では近縁種のヒサカキが代用される。

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