巫女
Miko (Shrine Maiden) (みこ)
神社に奉仕する若い女性。祭祀の補助や神社業務を行う
巫女(みこ)は、白衣に緋袴という特徴的な装束で神社に奉仕する若い女性である。現代の巫女は、神事の補助、巫女舞の奉納、お守り等の授与(授与所での接客)、事務的業務など幅広い役割を担う。
歴史的に巫女の役割は今日とは大きく異なっていた。古代の巫女はシャーマン的な存在であり、人間界と神界の仲介者として忘我の状態に入り、神の言葉を受け取り伝えた。中国の史書に記された邪馬台国の女王・卑弥呼(ひみこ)もそうした存在であった可能性がある。神道が制度化され男性中心になるにつれ、巫女の役割はシャーマンから祭祀補助者へと変化した。
現代の巫女の多くはアルバイトであり、大学生や地域の若い女性が正月などの繁忙期に奉仕する。常勤の巫女を置く神社もある。伝統的に未婚の若い女性に限定されるが、これは普遍的な規則ではない。現代の役割は補助的であるが、巫女は日本文化においてアイコニックで親しまれる存在であり続けている。