官幣大社

Kampei-taisha (Imperial Grand Shrine) (かんぺいたいしゃ)

明治の社格制度における最高位(現在は廃止)

官幣大社は、明治政府が1871年に制定し1946年に廃止された近代社格制度の最高位である。この格の神社は天皇家から直接幣帛(供物)を受け、国家的に重要な機関と見なされた。

著名な旧官幣大社には、伊勢神宮(ただし伊勢は全ての社格の上位と見なされた)、出雲大社、春日大社、伏見稲荷大社、明治神宮、厳島神社などがある。主要な神話の神・皇祖・国史に重要な役割を果たした神社に付与されることが多かった。

国家社格制度は第二次世界大戦後、連合国占領軍の政教分離の方針により全廃された。法的な効力はもはやないが、その称号は今なお大きな権威を帯びている。多くの旧官幣大社は広報物に歴史的社格を記載し、知識のある参拝者はそれを神社の日本の宗教的・文化的風景における重要性の指標として理解している。

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