神社本庁

Jinja Honcho (Association of Shinto Shrines) (じんじゃほんちょう)

全国約8万の神社を包括する神道の中央統括組織

神社本庁は、日本最大の神道統括組織であり、全国約8万社——日本の神社の大多数——を傘下に置く。1946年、国家神道制度の解体後に設立された。

主な役割は、神職の養成・資格認定、祭祀の基準維持、神宮大麻(伊勢神宮のお札)の全国頒布、神道界を代表する対外的な活動などである。伊勢神宮を本宗(ほんそう)と仰ぎ、その精神的権威のもとに運営される。

ただし、神社本庁は唯一の神道組織ではない。伏見稲荷大社(独自に約3万の稲荷社のネットワークを管轄)、日光東照宮、靖国神社など、独立して運営される重要な神社がある。また、様々な事情で神社本庁を離脱した神社も存在する。神社本庁の役割は教義的というより行政的・調整的であり、神道には中央集権的な神学や聖典がなく、個々の神社は実践において相当の自律性を保持している。

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