絵馬

Ema (Votive Tablets) (えま)

祈願や願い事を書く小さな木製の絵板

絵馬は、神社(一部の寺院にもある)で入手できる小さな木製の絵板で、参拝者が祈願・願い事・お礼を書いて奉納する。書き終えた絵馬は境内の所定の架台に掛けられ、神が読み取るとされる。受験合格、健康、安産、恋愛成就などが定番の願い事である。

「絵馬」は文字通り「絵に描いた馬」を意味する。古代には生きた馬が神への高価な奉納品として献上された。馬は神の乗り物と考えられていたためである。やがて実物の馬に代わり馬の絵を描いた板が用いられるようになり、さらに時代を経てデザインは多様化した。

現代の絵馬はデザインも形も多彩で、SNS映えする独自デザインのものがコレクション対象にもなっている。絵馬に書かれた内容は本来、神との私的な対話であるが、実際には誰でも見ることができる。受験シーズン(1〜3月)には、学問の神・天神を祀る神社の絵馬掛けが、合格祈願の絵馬で埋め尽くされる。

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