大国主命

Okuninushi no Mikoto

国造りの神、農業・医療の神、縁結びの神

大国主神 大己貴命 葦原色許男命 八千矛神 大物主神 大穴牟遅神
Okuninushi Onamuchi Ashihara no Shikoo Yachihoko no Kami Daikokuten
古事記・日本書紀

概要

大国主命は出雲神話の主役であり、日本信仰において最も親しまれる神格の一柱である。素戔嗚尊の子孫として、嫉妬深い兄弟たち(八十神)の迫害を受けながらも、慈悲と忍耐によってその資質を証明した。因幡の白兎への優しさは古事記の中でも最もよく知られたエピソードの一つである。

焼石に潰されるなど幾度もの試練を生き延びた後、大国主命は根の国に赴き、素戔嗚尊のさらなる試練に挑んだ。最終的に須勢理比売を妻に迎え、素戔嗚尊の大刀と弓を持って葦原中国の統治権を確立した。小さな神・少彦名命と共に、農業や医療を民のために発展させた。

天津神が地上の国の譲渡を求めた際、大国主命は顕世(うつしよ)を譲る代わりに幽事(かくりごと)の支配権を得ることで合意した。この「国譲り」は神道における顕幽の分離の原型となった。日本最古の神社の一つである出雲大社がその本殿として建立された。

神話

家族関係

神使

白兎・鼠 (White hare / Mouse)

因幡の白兎の逸話から白兎が結びつく。また、根の国での素戔嗚尊の火の試練の際、鼠が大国主命を巣穴に導いて救ったことから、鼠も神使とされる。

この祭神を祀る神社

神社名 都道府県 役割
北海道神宮 Hokkaido Shrine Hokkaido 総本社
帯廣神社 Obihiro Shrine Hokkaido independent
岩木山神社 Iwakiyama Shrine Aomori 総本社
神田神社 Kanda Shrine (Kanda Myojin) Tokyo 総本社
氷川神社 Hikawa Shrine (Omiya) Saitama 総本社
二荒山神社 Futarasan Shrine (Nikko) Tochigi 総本社
大洗磯前神社 Oarai Isosaki Shrine Ibaraki independent
高瀬神社 Takase Shrine Toyama
気多神社 Keta Shrine (Toyama) Toyama
氣多大社 Keta Taisha Ishikawa
小國神社 Oguni Shrine Shizuoka
静岡浅間神社 Shizuoka Sengen Shrine Shizuoka Major complex
砥鹿神社 Toga Shrine Aichi
砥鹿神社里宮 Sannomiya Shrine (Aichi) Aichi
建部大社 Takebe Taisha Shiga
日吉大社 Hiyoshi Taisha Shiga Head shrine (souhonsha)
出雲大神宮 Izumo Daijingu Kyoto
伊和神社 Iwa Shrine Hyogo
出雲大社 Izumo Grand Shrine Shimane 総本社
大神山神社 Ogamiyama Shrine Tottori
比治山神社 Hijiyama Shrine Hiroshima
玉作湯神社 Tamatsukuri-yu Shrine Shimane
三瓶神社 Sanbe Shrine Shimane
都農神社 Tsuno Shrine Miyazaki

よくある質問

Information provided by Jinja DB Editorial Team

大国主命とはどのような神様ですか?

大国主命(Okuninushi no Mikoto)は国造りの神、農業・医療の神、縁結びの神です。古事記・日本書紀に登場し、全国24の神社で祀られています。

大国主命を祀る神社はどこにありますか?

データベースには大国主命を祀る神社が24社あります。北海道神宮、帯廣神社、岩木山神社などがあります。

大国主命が登場する神話は?

大国主命は3つの神話に登場します。大国主の試練(因幡の白兎を含む)、国譲り(くにゆずり)、八岐大蛇退治(やまたのおろち)などがあります。これらは古事記・日本書紀に記されています。