木花咲耶姫

Konohanasakuya-hime

桜・富士山・火山の女神、はかない地上の生の象徴

木花之佐久夜毘売 此花咲耶姫 浅間大神
Konohanasakuya-hime Ko-no-hana Sakuya Bime Sakuya-hime
古事記・日本書紀

概要

木花咲耶姫は、その美しさで天孫降臨した瓊瓊杵尊の心を捉えた花の姫である。父の大山祇神は姉の石長比売と共に差し出したが、瓊瓊杵尊は美しい咲耶姫のみを選び、岩の姫を返した。大山祇神は嘆き、岩の姫を断ったことで子孫は石のように永遠に続くことなく、花のように儚い命を生きることになると告げた。これは人間が有限の生を持つ神話的説明とされる。

一夜で身籠ったことを瓊瓊杵尊に疑われた木花咲耶姫は、出口のない産屋に入り火を放ち、天孫の子であれば無事であると宣言した。三人の子—皇統の祖先を含む—は無傷で生まれ出た。

富士山の守護神として富士山本宮浅間大社と浅間信仰の神社群に祀られる。桜と火山の火の両方を象徴する存在として、はかなさの中に美を見出す日本の美意識を体現している。

神話

家族関係

この祭神を祀る神社

神社名 都道府県 役割
浅間神社 Asama Shrine (Yamanashi) Yamanashi Ichinomiya of Kai
北口本宮冨士浅間神社 Kitaguchi Hongu Fuji Sengen Shrine Yamanashi Major branch
富士山本宮浅間大社 Fujisan Hongu Sengen Taisha Shizuoka Head shrine (souhonsha)
静岡浅間神社 Shizuoka Sengen Shrine Shizuoka Major complex
小室浅間神社 Komuro Sengen Shrine Yamanashi Branch
冨士御室浅間神社 Fuji Omuro Sengen Shrine Yamanashi Branch
霧島神宮 Kirishima Shrine Kagoshima

よくある質問

Information provided by Jinja DB Editorial Team

木花咲耶姫とはどのような神様ですか?

木花咲耶姫(Konohanasakuya-hime)は桜・富士山・火山の女神、はかない地上の生の象徴です。古事記・日本書紀に登場し、全国7の神社で祀られています。

木花咲耶姫を祀る神社はどこにありますか?

データベースには木花咲耶姫を祀る神社が7社あります。浅間神社、北口本宮冨士浅間神社、富士山本宮浅間大社などがあります。

木花咲耶姫が登場する神話は?

木花咲耶姫は2つの神話に登場します。天孫降臨(てんそんこうりん)、海幸山幸(うみさちやまさち)などがあります。これらは古事記・日本書紀に記されています。